
~MPソープ(Melt and Pour)の仕組み~
MPソープ(Melt and Pourソープ)とは、すでに完成した石鹸素地を溶かし、型に流して再成形できる石鹸製法です。
製造工程が安定しており、品質のばらつきが少ないことが特徴です。
MPソープは、香料や色材を後から加えることができるため、デザイン性や用途に応じた加工がしやすく、手作り石鹸や業務用途の素材として広く利用されています。
Jewellicでは、グリセリンを含むMPソープベースを自社で配合設計し、透明タイプとホワイトタイプの両方を用途別に製造しています。
透明タイプのMPソープは、高純度グリセリンや糖アルコールを含むことで、石鹸成分の結晶化を抑えているため透明に見えます。
石鹸中の結晶が大きく成長しないことで、光の乱反射が起こりにくくなります。
この仕組みにより、透明感のある見た目と、なめらかな使用感が両立されています。
Jewellicの透明MPソープは、透明性と加工性のバランスを考慮して設計されています。
ホワイトMPソープは、脂肪酸組成や微細な結晶構造によって光が散乱することで白く見えます。
着色料による白さではなく、石鹸そのものの構造によるものです。
そのため、ナチュラルな白色を活かしたデザインや、色材をきれいに発色させたい用途に適しています。
Jewellicでは、透明MPと連動した設計により、用途に応じて選べるホワイトMPソープを製造しています。
MPソープは完成した石鹸素地を再加工する製法で、コールドプロセス石鹸は油脂とアルカリを反応させて一から石鹸を作る製法です。
MPソープは、
製造工程が安定している
すぐに使用・加工できる
という特徴があります。
一方、コールドプロセス石鹸は、
製造後に熟成期間が必要
配合や製造条件によって品質差が出やすい
という特性があります。
用途や目的に応じて、製法を選ぶことが重要です。
MPソープには、加工性の高さというメリットがある一方で、注意点も存在します。
再加熱・再成形ができる
品質が安定している
デザイン性の高い石鹸が作りやすい
湿度の高い環境では発汗(表面が濡れる現象)が起こりやすい
配合や保存条件によっては白濁する場合がある
Jewellicでは、これらの特性を考慮した配合設計を行っています。
一般的にMPソープは刺激が少なく、成分設計によっては子どもや初心者でも使用可能です。
ただし、香料や着色料の種類・使用量によって刺激性が変わる場合があります。
使用前には、成分表示を確認し、必要に応じてパッチテストを行うことが推奨されます。
■JewellicのMPソープベースの特徴
JewellicのMPソープベースは、商用利用を前提に設計されたグリセリンソープ素地です。
透明タイプ(クリスタル)
ホワイトタイプ(スノーホワイト)
の2種類を展開し、用途に応じて選択できます。
日本国内での使用環境や保管条件を考慮し、
成形性・見た目・安定性のバランスを重視した配合設計を行っています。